突然来た同居人。



あたしがのんきな事を考えていると……


「あ、芽依ちゃん!」


駿くんがあたしのところへ来た。

それにつられてかなりの大人数があたしのところへ来た。



「な、なに?」



あたしが男子苦手じゃなくてもこれはビビる。、



「碧、転校したって嘘だよな?」



「え……。」



………そっか、みんな驚いて騒いでたのか…。



「ねぇ………どうなの?」



「………本当、だよ…。」



あたしがそういうと静まり返った。



「え………なんで……どこに…。」



「ご両親のところ。」



「は…?でも去年の夏休み残るって…

あんなに嫌がってたのに……。」



駿くんはもちろん、他のみんなも動揺していた。



「………あたしが、行きなって言ったの。」



「は?」


……みんなの視線が痛い。


< 382 / 468 >

この作品をシェア

pagetop