突然来た同居人。



「あれ、神波。

なんでいるんだ?」



「先生久しぶり~。

俺戻ってきたんだよね。」



「そうか、よかったな。

で、なんでそこに座ってる?」



「いいじゃん。

俺も仲間に入れてよ。」



「俺はお前の友達じゃない。」



先生は呆れながらも碧を追い出しはしなかった。



碧はあたしの頭に顎をおいたり

髪の毛で遊んだりしていた。


そして急にあたしの耳に息を吹きかけた。


「ひゃっ」


あたしはびっくりして声を出してしまった。



「神波、そういうことは帰ってからやれ。」


「じゃー早く終わってよー。」


………碧…。

本当自由だね…。


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