突然来た同居人。



しばらくして映画館についた。



「……あと2時間あるね。」



「だな。先に席とって先に飯行く?」



「ん、そうだね。」



あたしたちは受付機にならんだ。



「今時機械なんだね~。」と言ってると



「芽依何歳?


何年か前からこれだけど。」



と呆れられてしまった。



「映画館あんまり来ないんだもん。


高校生になってから初めてだし。」



「友達と来ないの?」



「仲良い子は映画好きなんだけど彼氏と行くからあたしとは行かないんだよね。


だからレンタル待ち。基本ね。」



「へー。」



「あ、そうだ。


去年の○○借りたかったんだ。


帰り行ってもいい?」



「それ俺持ってるよ。


貸してあげる。


宿題見せてもらったし。」



「ほんと?ありがと!」



そんな会話をしていたらいつの間にかあたしたちの番。



碧といると時間もあっという間。



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