突然来た同居人。




あたしたちは一緒に2階へ上がった。



「おやすみ。また明日な。」



「うん。おやすみ。」



あたしたちは部屋の前で別れた。



………あたし、本当にどうしちゃったんだろ…。



~♪~♪~♪


ん……電話?こんな時間に?


"着信 紗希"


紗希か……。



「もしもし?どうしたの?」



『遅くにごめんね。


神波くんとはどうかなーとおもって。』



「あ!ちょっと話聞いてほしかったの。


明日会おうよー。」



『明日は啓介(けいすけ)と約束があるの。


でも家行ってあげる。


啓介、神波くんと仲良いから。』



「ほんと!?ありがと~。」



『じゃあ明日お昼はご馳走になります!!』



「はは、わかったよー!

用意しときます。」



『うん、じゃあまた明日ね。

ばいばーい!』



それで電話は終わった。


碧にも言っとこ。



あたしは碧の部屋へ向かった。



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