Happy Christmas♪
「お、陽菜、帰ってたのか。隼人も今日はお守りをしてくれてありがとうな」
お風呂から出て来た恭介さんの第一声がこれ。
「パパ!私は赤ちゃんじゃないのよ。お守りなんて」
ほら陽菜が噛みついた。
「ハハハ…」
恭介さん、笑っていられるのは今だけよ。
「志織、久しぶりに隼人が来たんだ。ビールでも」
「いや志織さん、そんな」
「いいから。志織」
「はい」
私がキッチンに行くと陽菜も着いて来た。
「マ、ママ、あのね」
「どうしたの?」
「う、うん、あの~」
声をかけてきた陽菜は真っ赤。
本当に可愛いったらありゃしない。
フフフ…
私も親馬鹿だわ。