Happy Christmas♪
「指輪…はめてくれる?」
漣の前に左手を差し出す。
「えっ?瑞希」
「プロポーズ有効なら」
「み、瑞希?」
何故か漣の方が焦ってる。
「結婚して頂けますか?私と」
そっと漣の頬に両手を添えて唇を重ねる。
そして離れようとすると
「…ゥン」
逆に抱き寄せられ激しく唇をむさぼられた。
私の口内を漣の舌が好き勝手に弄んでいる。
漣の手はいつの間にか私のセーターの中に潜り込んで
「れ、漣…」
唇を無理矢理離して
「指輪!」
さっき指輪を手にしていたよね。
「大丈夫。ほら」
「えっ?」
何故か漣の左手小指にダイヤが輝いていた。