先輩、私のこと好きになってくれますか?
「…?知ってますよ?」
「…はぁ、なんでもない」
えぇ…。なんだったんだろう?
先輩が男の人だなんて、
当たり前じゃないですか。
突然どうしたんだろう?
「どうしたんですか?変なこと言って…」
「いや、気にしなくていいよ。
うん、柚乃ちゃんだもんね」
ますます意味が分からないけど、
これ以上考えても多分分からないので諦めてこの話を終わらせた。
「眠くないよねー…何かする?」
そんな先輩の言葉に反応する。
「しましょう!」
お泊りって、ちょっぴり楽しいよね!
私、結構好きだよ!!
まあ、大翔先輩とだけど……。
い、嫌ってわけじゃないけど…!
好きなひとだし、ドキドキしちゃうじゃん。