先輩、私のこと好きになってくれますか?
「男が斎藤で、女が桐生だな。
2人は放課後体育館に行くように、以上!」
ちょ、ちょっと待って!!
そう思ったのは理央くんもの様で、
立ち上がって、待って待ってって言ってる。
「拒否権は!?」
「ない。だってみんながお前らを選んだんだ」
「はぁぁ!?お前ら何してんの!」
そんな理央くんの言葉に、
やっぱり中心的存在のお前だろって言われてる理央くん。
確かに、理央くんは納得。
ただ、どうして女の子は私なの?
「桐生も男女ともに集めてるから拒否権なし」
「えぇ!?」
モデルなんて嫌だよ……。
……でも待って。
…絶対、大翔先輩来るよね?
選ばれるよね?
毎年選ばれてきたって、理央くん話してたもんね
ちょっとだけ…頑張ってみようかな。