先輩、私のこと好きになってくれますか?





「こ、これは…」



先輩たちのクラスについて、
理央くんの一言がこれ。



それもそうなっちゃう。

だって…これは……



「いらっしゃいませ、お嬢様」

「いらっしゃいませ、ご主人様!」



……執事喫茶でありメイド喫茶!!



そりゃあ、こんな長蛇の列できちゃうよ!



しかもこれから大翔先輩たちでるんだよね…?
もっともっと長い列になるんじゃ…。



「2名様入りまーす!」



席に案内されて、理央くんはもう慣れたみたいだけど、私はなれなくてキョロキョロ。

そんなことをしてると、突然女の子たちの悲鳴。



もしやと思ってみんなの見てる方を見ると…



「いらっしゃいませ、お嬢様」



ひ、大翔先輩が、執事服着てる…!!



「お姉さん、いらっしゃい!」



須田先輩ホストみたいだけど気にしない!
っていうか似合いすぎだもん。





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