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「見事な飛空挺っすね」
発着ベイで船を見張る兵士が声を漏らす。
「おいおい…うちの軍のも立派だろう」
上司と思われる男が部下に言う。
「ビックス中佐にはわからないんですか?この洗練されたフォルム!シャープな船体!最新鋭の船尾メインエンジンにはCOATEC1909!」
「機械になるとやかましいな。だったら整備部に行けば…」
「運転しなきゃ意味ないです!」
「だったらまずこれを見張れ!さもなければ今月の明細は…」
「わ…わかったであります!」
そんなこんなで、二人のルグラン兵はニルヴァーナの見張り(?)に就く。
「ま…まぁ…本隊がこれに乗る部隊を叩くはずだからな!俺達はココでゆっくりして奴らが死んだらコレを貰うよう上に伝えよう…か…」
「ち…中佐ぁ!ありがとうございます!」
「や…やめろ…!くっつく…………な………?」
ビックス中佐の視線の先にスーツを着た女の子が視界に入る。
その娘が真紅のチャクラムを両手に地を蹴って跳び上がる。
「そこから放れなさい!」
そう叫んで繰り出される一撃が決まる。
「み…見事…!」
「ち…中佐ぁ〜!」
夢半ばにして二人の兵士が空に散っていく。
その姿を最期まで見届けることなく女の子…に見えた22歳女性を先頭にした集団が走り抜けた。
発着ベイで船を見張る兵士が声を漏らす。
「おいおい…うちの軍のも立派だろう」
上司と思われる男が部下に言う。
「ビックス中佐にはわからないんですか?この洗練されたフォルム!シャープな船体!最新鋭の船尾メインエンジンにはCOATEC1909!」
「機械になるとやかましいな。だったら整備部に行けば…」
「運転しなきゃ意味ないです!」
「だったらまずこれを見張れ!さもなければ今月の明細は…」
「わ…わかったであります!」
そんなこんなで、二人のルグラン兵はニルヴァーナの見張り(?)に就く。
「ま…まぁ…本隊がこれに乗る部隊を叩くはずだからな!俺達はココでゆっくりして奴らが死んだらコレを貰うよう上に伝えよう…か…」
「ち…中佐ぁ!ありがとうございます!」
「や…やめろ…!くっつく…………な………?」
ビックス中佐の視線の先にスーツを着た女の子が視界に入る。
その娘が真紅のチャクラムを両手に地を蹴って跳び上がる。
「そこから放れなさい!」
そう叫んで繰り出される一撃が決まる。
「み…見事…!」
「ち…中佐ぁ〜!」
夢半ばにして二人の兵士が空に散っていく。
その姿を最期まで見届けることなく女の子…に見えた22歳女性を先頭にした集団が走り抜けた。