ヒーローのそばで。
それから、みんなの自己紹介が終わり、教科書などの配布物をもらって、入学式なので午前中で帰宅。
私は、教室に入るのが遅かったため、既に出来てしまっているグループに入ることが出来ずひとりでとぼとぼ帰ろうと思っていた。
隣の席をチラッと見るとむかつくあいつはもういなかった。
そういえば、自己紹介の時、寝ててとばされてたっけ。
……名前わかんないや。
ふんっ。
…………。
帰ろう。
教室を出ようと立ち上がったときに後ろから声をかけられた。
「あの!花宮さんっ!私、工藤さんと同じ中学校から来た花宮 日葵(クドウ ヒナタ)って言うんですけど……良かったら、一緒に帰らない?」
その子は控え気味にそう言った。
ストレートのショートカットで、身長が私より低くてピンク色のヘアピンが似合うとても可愛い子だった。
友達が未だいない私にはとても嬉しい提案だった。
「うん!!!!!」
私は嬉しくて涙が出そうになったのを我慢して笑顔で言った。
私は、教室に入るのが遅かったため、既に出来てしまっているグループに入ることが出来ずひとりでとぼとぼ帰ろうと思っていた。
隣の席をチラッと見るとむかつくあいつはもういなかった。
そういえば、自己紹介の時、寝ててとばされてたっけ。
……名前わかんないや。
ふんっ。
…………。
帰ろう。
教室を出ようと立ち上がったときに後ろから声をかけられた。
「あの!花宮さんっ!私、工藤さんと同じ中学校から来た花宮 日葵(クドウ ヒナタ)って言うんですけど……良かったら、一緒に帰らない?」
その子は控え気味にそう言った。
ストレートのショートカットで、身長が私より低くてピンク色のヘアピンが似合うとても可愛い子だった。
友達が未だいない私にはとても嬉しい提案だった。
「うん!!!!!」
私は嬉しくて涙が出そうになったのを我慢して笑顔で言った。