君はひまわりだった
「詩っ!!車乗って??
 行くよー♪」

「あ・・・・うん」

最後の最後。

冬休み。戻ってこれるかもしれないけど・・・・・

戻ってこられないかもしれない。

「木下さぁぁーーん!!」

「姫花・・・・・」

「今日帰っちゃうんだよね??」

「うん。」

「そっか、いつ戻ってこられるの??」

「体が持てば、冬休み・・・・」

「そっか・・・・でも、あたし待ってるからね?
 絶対、絶対戻ってくるんだよ?」

「姫花・・・・・ブリッコ止めたの?」

「あっ!!忘れてたっ!!」

「ブッ!!でも、姫花は、姫花のままがいいな♪」

「へへ。そっか。
 詩、治療頑張ってね!!たまに、手紙送るよ♪」

「あ・・・・マジ?ありがとう!!」

「じゃ、また・・・・・・・ね??」

「・・・・・うん。またね!!」

「ばいばい!!!」

「バイバイ!!!!!!」


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