君はひまわりだった

●雄輔side

「おっ??」

地面が・・・・黄色い??

「ひまわり畑じゃん!!!
 東京にもこんなところがあるんだ・・・・」

俺は、ひまわりが好きだ。

なによりも・・・・・

ガサッ

ん??

物音がした・・・・

「だ・・・・だれ??」

女の子だ・・・・

俺は、その子に見とれていた・・・・・・

このときは気が付かなかったが、俺はこの子に恋をしていたんだ。

「だ・・・・れですかっ??」

「あ・・・・ゴメン、俺は、市川雄輔。おとといこの近くに引っ越してきたんだ。」

「そ・・・う。」

「君は??」

「あっあたしは、うた。木下詩。」

「そっか、ここにはよく来るの?」

「あ・・・・うん」
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