【完】好きって言ったら、
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☆
桐生くんの冷たさを改めて実感した、わたし。
気分は落ち込みますが、バイトはきちんとしなければいけないのがまた辛いです。
羚くんは今日もバイト入ってるから話聞いてもらわなくちゃ。
このままでわたし耐えれるかな……。
桐生くんと話せなくて、冷たくされて……。
作戦、1日目にして既に心が折れてしまいそうです。
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バイトが終わると、
「華ちゃん、駅まで一緒に帰ろう。その間、今日のこと聞かせて?」
優しく羚くんは、気にしてくれているみたいです。
「ちょっと待ってて。帰る準備してくるから」
「急がなくていいから、こけないようにね」
「こ、こけないよっ!」
なんて言ってるそばから、ロッカーまでの行くのに2回ほどこけそうになったことはれいくんには内緒。