伝えたかった。

凛ちゃんはそれから


いろんなことを


聞いてきた。


横浜での生活のこととか


なんでこっちに


来たのかなどなど。


「じゃあね杏奈ちゃん、またね~」


「またね~」


元気よく手を振りながら


わたしたちは別れた。


(かわいくて元気な子だな~)


そんなことを思いながら


わたしは家に向かって


歩き出した。




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