俺のことを好きになるのは当たり前
瞬「お前は、可愛いよ!」

「///」

「もう、分かったから、てか、なんで私がこの学校に通ってること知ってたの?」

瞬「えっお母さんから聞いてないのか?」

「えっ何を?」

瞬「俺、去年またこっちに引っ越して来たんだ」

「そうだったの?母さんも言ってくればやかったのに」

「てかなんで、瞬くんは私に話しかけなかったの?」

瞬「俺もこの仕事のせいで忙しくて……」

「それは仕方ないね」

瞬「まぁそれより、乙葉は今付き合ってる人いるの?」

「えっいきなりなに??」

瞬「いるのかなぁ~って聞いてみただけ」

「いないけど……」

瞬「そうなの?」

「うん。」

瞬「良かった。」と言った瞬の声は乙葉には聞こえなかった。

「あっそれと、私生徒会に入ってみるよ。」

瞬「本当に?」

「うん!瞬くんといると楽しいし。」

と言うと瞬くんの顔がなんか赤く見えた。

瞬「分かった。週一回会議があるからその時だけ生徒会室に来て!」

「分かった。今日はもう帰るね。遅いし」

瞬「おう!気をつけて帰れよ。」

「はーい。」

と生徒会を出て私は下駄箱へと向かった。
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