俺のことを好きになるのは当たり前
すると、下駄箱には成宮先輩がいた。

成宮「おい、お前今まで何してた?」

「えっと、生徒会に入るので生徒会長に挨拶に……」

成宮「お前、生徒会に入るのか?」

「はい。」

成宮「よりにもよってなんで、あいつがいる所に……」

っとなんか言っていたんだけど、私には聞こえなかった。

すると、

成宮「早く、靴に履き替えろ。帰るぞ!」

「えっ、私あなたと帰るんですか?」

成宮「そうだ!これから毎日いける日は一緒に帰るんだ。」

「えっ嫌ですよ。」

成宮「お前に、拒否権なんてない!」

と強引に決められてしまった。

成宮「ほら、帰るぞ!」

と成宮先輩が手を伸ばしてきて手を繋がれてしまった。

「えっ!」

成宮「なんだよ、嫌なのかよ。」

「嫌です。」

成宮「お前には拒否権がないと言っただろ。」

「分かりました。」

成宮「これからはお前は俺の犬な!」

と私はこのクソ成宮の犬になってしまったのです。

成宮「帰るぞ。ポチ!」

「辞めて下さい。私には乙葉という名前があるんです。」

成宮「じゃぁ~乙葉帰るぞ。」

「///はい///」

なんだろ、この胸のドキドキは。

男の人とあまり喋らないからドキドキしてるんだ。

あいつだからドキドキしてるなんて、有り得ない

この時に誰かに見られていたなんて...
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