クール男子の取扱説明書〈続+続々編〉



「この話やめよ。リクタが落ち込んでる」



「リクタって誰だよ。陸斗だよ」



すかさずツッコミを入れた渉の背中を祐月が、また蹴った。



「だから、痛いって!!!」



「あ、ごめん。つい」



「ついじゃねーよ!!」



渉は、祐月の両頬を引っ張っりながら何か言ってるけど、怒っているのか全く聞き取れない。


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