クール男子の取扱説明書〈続+続々編〉
......................................................
「キャーーー!!!!」
「うっ……わぁぁぁぁあ!!!」
ムリムリムリムリ!!!
遊園地。調子に乗って、ジェットコースターに乗ってみたけど、やっぱり私には向いてないみたい?
隣で座る野村くんと叫びながら急降下する。
「キャーーーー!!!」
思ったよりもすごくて、つい目を瞑ってしまう。
すると、手に暖かい感触。
「……っ……」
自分の手を見ると、私の手に野村くんの手が重なってて、もうジェットコースターどころじゃなかった。