クール男子の取扱説明書〈続+続々編〉



「もう、最後だな」



「……うん、そうだね」



今日が終わるのが悲しいけれど、私はしなくちゃいけないことがある。



それは、野村くんに告白すること。



「ねえ、「なぁ、あれ乗らね?」



野村くんのこの言葉で私たちは、最後に鉄板の観覧車に乗ることにした。


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