クール男子の取扱説明書〈続+続々編〉



「なんか、可愛くない?」



渉はそう言って私に1つタピオカを渡した。
たしかに、文化祭の出し物とは思えないほど凝ってあるタピオカのカップ。



「可愛い」



私は、渉にそう一言言ってタピオカを飲む。
味も美味しくて、とりあえず……気分は最高だった。


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