クール男子の取扱説明書〈続+続々編〉



「へへ……ありがとう」



私が祐月にそう言うと、祐月は「どうも」なんて言って顔を逸らした。



なんだ、なんだよ祐月。



「今日は一段とクールじゃない……?」



「普通」



この、単語しか返してくれない所がいつもよりも素っ気ない気がする……。



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