クール男子の取扱説明書〈続+続々編〉



俺は、由良が舐めるりんご飴を持っている腕を掴んで由良の口からりんご飴を離す。



そして、由良に




「んっ……!?」





キスを落とした。





「甘い」




「なっ……祐月のバカ!違う!やっぱり好き!」




「なに、それ」




俺は由良の言葉、表情にまた笑ってしまう。




由良とのキスは、りんご飴の味がした。


< 177 / 178 >

この作品をシェア

pagetop