クール男子の取扱説明書〈続+続々編〉



「今井くん、猫に言わないとねー!だめだよね、勘違いしちゃうもんねー」



石原さんは猫を見ながらそう言った。
その光景に、また俺の頬が緩む。



「ほんと……可愛いな」



「何か言った?」



こんな可愛い彼女が学校で人気があるなんて考えるだけでイライラしてくる。


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