クール男子の取扱説明書〈続+続々編〉



「好き」



「知ってる」



私は、祐月だけが好きなんだよ。
ずっと、祐月だけなんだよ。
だから、



「私のこと、一生離さないでください」



「そのつもりだけどね」



祐月はそう言って、私の顎をクイッと上げた。



あ……これって……き、キキキ



「むっむむむむむり!!!!」



私は祐月の唇が当たる!ってとこで思いっきり祐月の胸を押し返した。


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