俺を求めろよ。


「……沙織 ?」



俯いた私のの顔を覗き込み、目が合うとニヤッと口角を上げゆっくり座らせた。



恥ずかしんだけど……



ぎゅっと後ろから腕がまわってきた。




「悠朔、恥ずかしいよ。。」



小声で訴えてるのに、聞こえてるはずなのに無視をする。

教室にいる人はもちろんだけど、廊下にいる人までもが見てるよ?



そんな御構いなしで私に抱きついてる。



ってか、転校してきて2日目でこんなに見られて平気なのかな?



わけわかんないよ?


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