俺を求めろよ。
隣は……
文化祭まで、あと2週間。
どんどん準備が進んでいく中、女子と一緒にサボってる1人の男子。
「ゆうさくー、準備手伝ってよ?」
「……は?それぐらいこんな人数いるんだったら俺必要じゃねぇーだろ?」
「やることまだいっぱいあるから!」
「面倒なことやらせんなよー」
ダルそうに腰掛けてた机の上をおり、看板塗りをしてる女子のところに混ざりに行った。
……なんで、女子のところばっかなの?
男子いるんだからそこに行けばいいのに。
「沙織のせいで悠朔があっち行ったじゃん!」
ずっと喋ってた女子数人が私のことを睨んで言う。
私ってなんなんだろ?
彼女扱いされてないんだけど……