俺を求めろよ。



「さおー、ここどうすればいい?」



私を呼ぶ声で意識を戻した。



「ちょっと待っててね……」



たくさんあるプリントの中から探す。



「保三塚探してんのこのプリント?」


プリントを見てみると探してたプリントだった。


「ありがとう!」


クラスの男子が私に渡してくれたプリントを受け取ると、呼んだ子のところに行った。






私は全然知らなかったんだ、あの人がどんな目で私を見てたかなんて……





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