俺を求めろよ。
今日は結構進んだな……
限られた準備時間を大切にしないといけない、進んで嬉しいのに焦りでその感情が追いついていかない。
「「ありがとうございましたー!」」
準備時間が終わると、自由解散でどんどん教室から人が出ていく。
さーて、視聴覚室に行こうかな?
必要なものを持って向かおうとするけど、さっきまであったはずの筆箱がない!
「探してるのは、これかな?」
身震いしそうな低い声を出したのは、、悠朔。
「そっ、そうだけど?早く返してくれない?」
急いでいかないと間に合わなくなる!
「いう言葉はそれ?」
すごい剣幕で私を見る。
何怒ってんの?
チャイムがなったのに全然返してくれなさそうな様子。