俺を求めろよ。
大丈夫、安心して?
私はあなたを縛らないから。
自由に飛び立っていいんだよ?
鳥には羽が必要なように、ヒトにも自由が必要だよね!
「家まで送ってくれてありがとうございました。」
「話したくなったら、いつでも俺のところに来いよ?」
家まで送り届けてくれた、ヒロさん。
帰り道一言も喋らなかったのに気まずくさせないでくれたのはヒロさんが笑顔を向けてくれてたから……
やっぱりヒロさんは優しいな。
悠朔に望んでることを次々と、こなしてる。
私の基準は全て悠朔だ……
いつの間にこんなにも依存しかけてたんだろ?
私は、依存しないで済んだのかもしれない。
文化祭が終わったら伝えるからね。