俺を求めろよ。
文化祭
____賑やかな声
____騒がしい音
そんなものがいつも以上に大きく聞こえてくる。
今日はいよいよ、文化祭当日!
パンフレットを持ちながら一般のお客さんに配る。
思ってたよりもいっぱい入ってくれて開いたばかりなのにパンフレットが足りなくなりそう。。
「沙織、パンフレットをコピーしに行こっか。」
近寄ってきたのは、ヒロさん。
ヒロさんに言われた言葉が頭から離れない。
まぁー、言われた言葉が頭から離れないからといってヒロさんと気まずくならないけどね。。
「……わかりました。」
微笑んで頷くと、ヒロさんの後に続いた。