日陰の帳面
マボロシ瞬き
えぐられるようにして
微笑って見た空は
どこか痛々しくて
妙な程に感じた痛み

ミセナイ
イエナイ
そんなイタミは多すぎて

きらきら光る幻(まぼろし)に
いつしか重ねた思いは大きいようで
小さいような

ほんの一瞬
そんなマボロシ

ちょっとした幸せを
掻き集めるように
生きていけたら
どんなに幸せか

きらきらマボロシ
現(うつつ)な世を行く
きらきら輝る

マブシクヒカル
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