【実話】いじめ




私は、中一になるまでは「可愛い」と思っていた。

とても、ポジティブで社会的に向いていた。
いや…向いていなかった。



自分が馬鹿なことに気づかなかった。



それは今考えたら消えたい過去。
こんなに醜い顔で、好きな人にアピールしてたこと。
可愛いと思いこんでたこと。

………もう、嫌になる。




私は、性格が悪い。
顔も悪い。
ただ、声は誰よりも「可愛い」。


声を発せば、誰もが振り向く…。
ただ、顔を見て笑うか、指を指すか、引くか、悪口を言うか…それは様々。


とてもブスだからだ。



ただ、体型もものすごく細い。
くびれは一度も衰えなく、あるし…足も長い。

細く…スラッとしている。


ただ、顔がブスなせいで「骸骨」呼ばわりだ。
それが嫉妬なのか、本当なのか未だにわからない。

…ネットで顔を隠した身体の写真を何度か晒して「とても綺麗」と様々な人に言われたから今言えるわけで。

ネットはみんな正直で批判的。
褒めることはなかなかないから、信頼できた。


だから…体型はいいのだ。





顔がすごく、醜い。
それが欠点だ。




< 2 / 17 >

この作品をシェア

pagetop