想い描く今
私は校門を通り過ぎようとしたら、ガッチリと透紀さんに腕を捕まった…
透「れーいー?何処行くのかなぁ?」
麗「いや、あの、えと、その…」
透「まさか俺を置いて通り過ぎようなんて思ってないよねー?」
麗「お、オモッテマセントモ…」
透「ちょ…なんでカタコト…クスクス」
笑われた…
麗「むぅ…透紀さんが怖かったからですう!!」
透「俺、そんな怖くねぇよ?」
いや、ジューブンコワカッタ。
透「まぁ、いーや。とりあえず行こっか。」
そう言われて私たちは透紀さんたちの学校へと歩き出した。