想い描く今
出逢い
《Secret name ねぇ……》
《私はみんなの憧れの的になんて…》
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数年前
「~君のことをまた今日も考えていた君は僕のことなんて~」
「んーっ!歌うのってさいこっー!!」
私は公園で1人で歌って居た。
パチパチパチ……
「へぇ…綺麗な歌声だね。」
突然話かけられた。
「あ、えとありがとうございます。」
「いきなりごめんね~君の歌声すごく綺麗でさ」
「そんなことないですよ。」
「これ、どーぞ。」
と言って渡されたのは……
「飴玉…?」
なんで飴玉なんだろ…
まぁ、いーや。食べちゃお♪
「そうそう。俺、湊生 明希兎 -ミナセ アキト- って言うんだ。」
「湊生…さんですか。」
「そーだよー。君の名前はー?」
「あ、ごめんなさい。私は 紅賂薙 麗-クロナ レイ- って言います。」
「紅賂薙さん…ね。」
「はい。」
明「紅賂薙さんって歌手とか興味ないのー?」
麗「歌手…ですか…?」
明「あ、敬語じゃなくていーよ。俺もタメだし。それに、同級生だろーし。」
そー言った湊生さん…
でもとても同級生とは思えない…
湊生さんは身長184ぐらい。
髪の色は黒でメガネかけてて…
どこからどうみても大人…だと思う…
明「俺、まだ高2」
麗「…………えぇぇぇええぇええぇ!!!?」
こ、高校2!?
と、てもそんな風には見えない…
明「見えないでしょ?」
って聞いてきたので私はコクコクっと首を縦に振った。