想い描く今

そして湊生さんはそんな私に関わらずスタスタと歩いて行く。

麗「あ、あのっ!どこに行くんですか?」

そう問いかけても

明「秘密~」

そう言われて結局行き先も教えてくれず、ある場所へ連れていかれた。

麗「ここは…?」

明「俺の高校。」

麗「は?」

明「ん~。だから、俺の高校。」

麗「いやいやいや、意味がわからないんですけど。」

明「まぁ、ついてこいって。」

そう言われてまた連れてかれた。

明…ガラッ「よぉ、どーだ?進んでるかー?」

と言ってなんかの教室に湊生さんは入って行った。

「明希兎じゃねぇか。」

明「よっ久しぶり。」

「久しぶりじゃねぇよ。今まで何処行ってたんだよ。」

明「まぁ、ちょっと…な?」

湊生さんはそれからもずっと喋っていた。

私はどうしかたらいいんだろう

待ってたほうがいーのかな?

とりあえず、待っとこ。
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