答え合わせ

「おはよっ。ほんと息ピッタリだな、お前ら」


三浦は腹を抱えて笑ってる。なにさ、挨拶がハモっただけじゃん！！  


「そ、そんなことないよ」


平静を装って反論したつもりだったけど、噛んでしまった。


「おー、悪りぃ、悪りぃ。幸せそうで何より！」


あっ…ち、ちょっとぉ！！  


さらりととんでもないこと言わないでよね！ と目で訴える。


三浦は、理解？したようで、ケラケラと笑いながら、階段を上がって行った。


浦上くんをチラ見する。状況が飲み込めないていないのか、ポカーンとしてた。


こらー！！  君も関係ある話なんだぞ…！


分かってもらえないのがちょっと悲しい…