先生、あのね…


そこにいたのは職員室のドアの隙間からいやらしい目つきで見つめていた篠田先生だった。


職員室のドアは全面がスモークガラスのドアになっている。



だけど、このシルエットと、隙間から見えるこの顔は篠田先生しかいない。




覗いてるの、ばればれ・・・。


「何見てるんですか!!!」


そう突っ込むとそばにいた憂ちゃんが篠田先生邪魔しないでください、空気読めと言いながら攻撃する。

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