先生、あのね…


ここ最近ずっとこの調子だった。


だけど今日、お昼の時に桐﨑先生に話しかけることが出来た。


「先生!昨日の授業のDNAの事なんですけど…」


「あなたにはDNAがありません」


「えっ」


「フッフッ(笑)」


あ……。


また今日も、終わっちゃった…。


何でだろう。
忙しいのかな、それとも……嫌われちゃったのかな……。


だって、だって…先生だもん……。

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