先生、あのね…

先生の後ろを歩いてる…!


私にとってそれはキラキラしていた。



「ん?頭が痛いの?」


「はい…」


「それじゃあ、ここは俺が書いといたから自分の名前書いて。」


保健室へ行く時に書く許可書の紙は担任の先生に提出するはずだけど、桐﨑先生に書いてもらった。


「はい、じゃあゆっくり休んでね」


「ありがとうございます…」


先生にドキドキしちゃって…いいのかな…。

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