先生、あのね…

急ぎ足で行くが間に合わない…。


うぅ、止まれ止まれ止まれ…!!!



そう感じた時、桐﨑先生は立ち止まり先輩と絡み始めた。



私はなんとか追いついて職員室から左側の角に止まった。


先生がちょくちょく職員室に入る度にドアが開き、高山先生が見える。



けれど、目の前には桐﨑先生と先輩が絡みあっていてこっちも目が離せない。


落ち着いた桐﨑先生は職員室に戻ろうとし、再びドアが閉まろうとした。
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