先生、あのね…



「そっとしといてあげてください」



そう言ってくれた亜煌ちゃん。


「フッ(笑)なんだよ、小松先生か?」



でも桐﨑先生が疑問を投げかけてくる。



「高山先生?」



「あ…っ違…います」


「あー(笑)分かった分かった(笑)」

桐﨑先生はニヤニヤしながら職員室へ戻ってしまった。

でも、さっき桐﨑先生が来てくれた…。

そう思うととっても嬉しく感じた。
< 56 / 220 >

この作品をシェア

pagetop