先生、あのね…


…あ、桐﨑先生が来る前に高山先生に渡そう。


だって職員室一緒だし…なんかちょっと…。


それに桐﨑先生は最後にとっておきたいの。



「亜煌ちゃん!もう一回行くよ!」



せっかく教室まで戻ってきたのにまた職員室へ向かおうとする私に付き添ってくれる亜煌ちゃんは本当に良い人。


今日の占いで1位の亜煌ちゃんに運を半分子して貰うように亜煌ちゃんを連れて行った。


そもそも1人では勇気がないし…。


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