先生、あのね…


高山先生はそう言って職員室へ戻って行った。


私は嬉しくて嬉しくてずっとさっきの事が頭の中をリピートしている。



「あぁ!どうしよう!バレンタインデーにもあげようかな…」




「チョコにお酒でも入れたらいいんじゃない?」



「おぉ!亜煌ちゃんナイスアイデア!お酒で酔わせて…ふらついた高山先生を…!」



「いやそこまで言ってない」


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