深夜1時のラブレター
























季節は巡る。

いくつもいくつも。

春が過ぎ、夏が過ぎ、落ち葉が道路を塞ぎ、読書をする。

君の好きなココアを作り、君に似ているクリスマスローズを買う。

君がよく歌っていた曲は、いつもポケットに中に入れているよ。

君はまだ、夢の中。



「ほまれ、また来るね」

「……――あ、」

「ほまれ?」

「……あ、い」

「ほまれ!?」




Thank you very much for reading until the end.




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