恋をしたのは君じゃないのに⁈
はじめに
私は「田宮 飛美」。
趣味はアニメやマンガを見たり、アニメグッズをそろえること。
そんな私はクラスで少し浮いている。
どうやらクラスの女子達は私の趣味にあまり共感できないらしい。
そして、私のクラスには私の気になる男「瀧夜 奏」がいる。こいつはクラスで浮いている私とは違いとても人気があり、いつも人に囲まれている。
だが、気になるといっても決して恋愛感情という名のややこしものではない。
なぜ気になるかというとこの滝夜という男は私の大好きなアニメの中の私の推しキャラ「蒼」にそっくりなのだ。
だが、見た目はそっくりでも中身は全く違う。瀧夜はとってもがさつなのに対して蒼はとっても紳士的なのだ。
だから私は瀧夜の事を決して好きになんかならない。
ずっと、そう思い毎日すごしてきた。