そこにいた
「そういうことねぇ。
いいんじゃないの、早いけど、結婚したら?」
はい?
お母さん、私はこんなに悩んでるのに、なんでそんなに簡単に答えを出すかな?
「で、でも、看護学校、受かってたら通わなきゃ。」
「通えばいいじゃないの。」
「家事だってあるし。」
「そんなの何とかなるわよ!
家事なんて適当にやっておけばいいのよ。」
そんなに簡単なことなのかなぁ。
私はお母さんに相談し続け、終わったのは夜中になっていた。
結局答えは出なかったけど、気持ちはスッキリした。
もう少し考えて、答えを出すつもり。
あぁ、夜中になっちゃった。
明日、発表の日なのに、試験の結果よりも亮先生からのプロポーズが頭から離れない。。。