鈍感な君へ
「まだ、違う家に慣れてないのかな」
あたしが言うと晴樹は意地悪そうに笑った
「いやいや、彩奈にびびってるだけだって」
「うわ、ひどい」
「うそうそ」
そう言うと晴樹は靴を脱いで家の中に入っていた
するとみかんもトコトコ歩いて晴樹に擦り寄った
どうやらほんとにあたしにびびってるみたいだ…
「お前も入ってこいよ」
「あ、うん」
慌てて晴樹の後を追う
リビングに入ると
その奥の襖をみかんが見つめていた
「晴樹、行きたそうだけど」
あたしが言うと晴樹は意地悪そうに笑った
「いやいや、彩奈にびびってるだけだって」
「うわ、ひどい」
「うそうそ」
そう言うと晴樹は靴を脱いで家の中に入っていた
するとみかんもトコトコ歩いて晴樹に擦り寄った
どうやらほんとにあたしにびびってるみたいだ…
「お前も入ってこいよ」
「あ、うん」
慌てて晴樹の後を追う
リビングに入ると
その奥の襖をみかんが見つめていた
「晴樹、行きたそうだけど」