鈍感な君へ
熱いシャワーを浴びて
そそくさと部屋へと戻る
今は極力ばあちゃんに会いたくない
もし会ったら酷いことを
口走ってしまいそうだ
ドサッとベットに倒れこむ
裏切られたという気持ちと
苦しめていた事への罪悪感
矛盾している2つがぐるぐる回る
『…いい加減、あの人を苦しめるのを
やめたらどうだ?』
痛いほど突き刺さったあの人の言葉
もう、ばあちゃんに迷惑はかけたくない
だけど、独りになるのは
―― 恐 い
だから縛り付けてるんだ
苦しめてるんだ。ばあちゃんのこと
「っ」
溢れ出そうになる涙を腕で覆い
視界を閉ざす
どう考えたって、悪いのは
被害者はばあちゃんだった
なのに被害者ぶってた自分が
バカみたいに思えてきた
手放したくない、優しい空間
だけど、離すなら…今が潮時かもしれない
そのまま俺は意識を手放した
そそくさと部屋へと戻る
今は極力ばあちゃんに会いたくない
もし会ったら酷いことを
口走ってしまいそうだ
ドサッとベットに倒れこむ
裏切られたという気持ちと
苦しめていた事への罪悪感
矛盾している2つがぐるぐる回る
『…いい加減、あの人を苦しめるのを
やめたらどうだ?』
痛いほど突き刺さったあの人の言葉
もう、ばあちゃんに迷惑はかけたくない
だけど、独りになるのは
―― 恐 い
だから縛り付けてるんだ
苦しめてるんだ。ばあちゃんのこと
「っ」
溢れ出そうになる涙を腕で覆い
視界を閉ざす
どう考えたって、悪いのは
被害者はばあちゃんだった
なのに被害者ぶってた自分が
バカみたいに思えてきた
手放したくない、優しい空間
だけど、離すなら…今が潮時かもしれない
そのまま俺は意識を手放した