鈍感な君へ
夏休み
ギラギラ照りつける太陽を少し睨みながら





着いたさきは、晴樹の家





暑さと変な緊張で出た汗





結構緊張するかも…




2人ってことがとくに






軽く震える手でインターホンを押す





すぐにドアが開き晴樹が出てきた





「おう。暑いだろ?入れよ」




「おじゃましまーす」




「はーい」



中からきおばあちゃんらしき人の声が聞こえる


今日はいるんだ




男物の靴が置いてあった、これはおばあちゃんのではないだろう





「誰かいるの?」





「ああ…。あんま気にしないで…」




そう言った晴樹の顔は少し複雑そうだったので深くは聞かないでおこう





「…うん」




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